平成27年 6月定例会 開会 午前10時03分
○議長(吉住威三美君) おはようございます。出席議員、定足数以上であります。 これより平成27年6月
平戸市議会定例会を開会いたします。 去る4月1日付の人事異動に伴い、本会議に出席しております理事者の異動があっておりますので、御紹介をお願いいたします。
◎副市長(寺田勝嘉君) 皆さん、おはようございます。4月1日付の人事異動に伴い、本日出席の理事者を紹介いたします。 なお、異動者のみ紹介させていただきます。
文化観光部長・加藤栄一君、監査・
選管事務局長・松田隆也君、消防長・松山敏雄君、
生月支所長・濱田裕孝君、
田平支所長・
山口龍一郎君、病院局長・村田範保君。 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) なお、
議会事務局におきましても、
事務局次長に久松正英、書記に石田恒一が配属されておりますので、あわせて御紹介いたします。 開議 午前10時04分
○議長(吉住威三美君) これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条第1項の規定により、11番、
山内政夫議員、12番、綾香議員、13番、松崎議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定でありますが、本定例会の会期は、去る6月8日に
議会運営委員会を開催し、本日より26日までの12日間ということに御協議をいただいた次第です。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住威三美君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より26日までの12日間と決定いたしました。 なお、会期中の日程は、配付しております日程表のとおりであります。 日程第3、諸報告につきましては、配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承をお願いします。 日程第4、監査報告につきましては、配付しております印刷物により報告にかえますので、御了承を願います。 なお、
定期監査報告に対する質疑は、議案質疑の日に行います。 日程第5、
世界遺産登録に関する事業及び
水道事業についてでありますが、本件は
産業建設委員会が閉会中に行った
所管事務調査でありますので、委員長の報告を求めます。
◆
産業建設委員長(山内政夫君) 登壇 改めまして、おはようございます。 本委員会は、3月定例会において閉会中の
所管事務調査として付託を受けておりました「
世界遺産登録に関する事業及び
水道事業について」、去る5月12日及び6月8日に委員会を開催し、調査を行いましたので、その概要について御報告いたします。
水道事業については、重要な
事業計画がされ、あるいは実施されていることから、施設の現況と施設間の関連等を調査し、また、国の全
公共施設マネジメント計画書作成の要請並びに上水道・
簡易水道統合方針を含めた今後の
水道事業の
収支計画の調査を実施したところであります。 まず、5月12日の調査では、
平戸上水道統合整備事業、舘浦地区老朽配水管布設替工事、
田平地区統合簡水事業の
現地調査及び
水道事業の今後の
収支計画について調査を行いました。
平戸上水道統合整備事業では、
津吉浄水場の
現地調査を行いました。
津吉浄水場は、南部地区の不足する水道水を補うために地下水をくみ上げ、阿奈田ダムからの水とあわせ給水しているとのことであります。今後計画している
平戸上水道統合整備事業により中
南部上水道と
平戸上水道がつながり、地下水を利用しないでも給水量を賄うことができるようになると見込まれる平成31年度には休止を行う予定であるとの説明がありました。 舘浦地区老朽配水管布設替事業については、
現地調査を行いましたが、工事の予定地は、
主要地方道平戸生月線及び
市道舘浦本線に布設している配水管が
経年劣化等により漏水が頻発しており、補修工事のたびに通行どめや断水となり、
地区住民の生活にも影響を及ぼしている状況であることから、本年度から3年間で配水管布設替工事を実施するとの説明がありました。
田平地区統合簡水事業では、
田平東部浄水場の
現地調査を行いました。
田平地区統合簡水事業は、平戸市
簡水統合計画に基づき、
田平地区内の3簡易水道を1つの上水道に統合するもので、設置より30年を経過し老朽化している
南部浄水場の廃止、
東部浄水場の増設、配水地2ヵ所の廃止、配水系統の見直しを行い、施設の
維持管理費の軽減を図る計画であるとの説明がありました。 なお、
度島地区海底送水管布設事業については、
海底磁気探査作業が本年8月以降にずれ込んだことから、工事完了が平成28年10月ごろになるとの説明がありました。 次に、
水道事業の今後の
収支計画について調査を行いました。 前回、平成26年4月の料金改定に当たっては、平成26年度から平成30年度の試算を行い、5年間で収支のバランスを保つため平均8.8%の水道料金の引き上げを行っております。今回示された試算でも5年間の収支のバランスはとれているとのことでありました。その後につきましては、平成28年度までに
簡易水道事業を
上水道事業に統合するという国の方針に基づき、平成29年度以降は、これまで
簡易水道事業に適用されていた有利な
補助事業や起債が利用できなくなること、水道が本格的に普及してきた昭和50年代以降に布設された多くの水道管が耐用年数を迎えることなどから、中長期的な
施設整備計画の策定が求められ、現在その
基礎的資料を整備するためのアセットマネジメントや配管台帳の整備を行っているとの説明がありました。 委員から、多額の経費をかけて
平戸上水道と中
南部上水道を結ぶ送水管を新たに布設する計画だが、今後人口が減少する中で、統合しなくてもよいのではないかとの意見があり、理事者からは、統合すれば地下水を水源としている浄水場が廃止できるなど、施設の更新や
維持管理費など、経営的に有利になることから統合を行うものであるとの答弁がありました。 また、委員から、今後
人口減少により料金収入は減少していく中で、経営の安定を図っていくためには
民間委託等の検討も必要ではないか。少なくとも、委託可能な範囲と、その順位とを検討しておくべきであるとの質問に対し、理事者からは、今は具体的な検討はできていない。包括委託は難しいかもしれないが、部分的な委託については検討していきたいとの答弁がありました。 委員会としては、早急に
マネジメント計画等の
施設整備計画を策定し、市民生活に欠くことのできない水道水の安定供給のためにも、長期的な視点に立った運営を行うよう要請いたしました。 次に、6月8日実施の委員会では、ことし1月に日本政府からユネスコへ推薦書が提出された
世界遺産候補「長崎の教会群と
キリスト教関連遺産」の登録に向けた平戸市の取り組みについて調査を行いました。 まず、
春日地区拠点施設整事業については、用地取得の
具体的交渉のための
不動産鑑定を行っているが、新たに測量が必要となったことから、結果が出るのが6月中旬以降になるなどの事情により、全体事業の進捗及び作業工程がおくれているとの説明がありました。 次いで、
教会守設置事業については、4月1日に
平戸観光協会と
田平教会守設置業務の委託契約を結び、公募による教会守を6月1日から2名雇用し、暫定期間として雇用していた旧教会守と現在引き継ぎを行っているとのことであり、
田平教会小教区の役員にも状況の説明については随時行っているとの説明がありました。 今年秋に予定されている
イコモス調査の準備状況については、国、県、構成市町と連携を図り、
イコモス調査を想定した
現地調査を行いながら、説明内容の協議や資料の必要性等を検討しているとのことであり、シミュレーションを重ねて本番に臨みたいとのことでありました。 また、市民の決起大会としての(仮称)
世界遺産登録を推進する平戸市民の会の開催や、
世界遺産フォーラムの開催、
各種イベント等による
啓発事業も並行して行い、機運を盛り上げていきたいとの説明がありました。 委員から、安満岳には神社があり、氏子への説明も必要ではないかとの地元調整を懸念する質問がありました。理事者からは、神社の宮司には説明していたが、氏子には説明していなかったので、説明を行いたいとの答弁がありました。 委員会としては、
世界遺産登録の取り組みについては、直接関係する市民の理解と市民全体の共通理解を得られることが重要であり、十分な理解が得られるよう慎重に事業を進めるよう要請いたしました。 以上で本委員会の報告といたします。
○議長(吉住威三美君) ただいまの報告に対し、質疑があればお願いします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住威三美君) これをもって
産業建設委員長の
所管事務調査報告を終わります。 日程第6、(仮称)
総合情報センター開館に向けての方向性についてでありますが、本件は
文教厚生委員会が閉会中に行った
所管事務調査でありますので、委員長の報告を求めます。
◆
文教厚生委員長(川上茂次君) 登壇 おはようございます。 本委員会は、平成27年3月定例会において、閉会中の
所管事務調査として付託を受けておりました「(仮称)
総合情報センター開館に向けての方向性について」、5月15日に調査を実施いたしましたので、その概要を報告いたします。 まず、建設工事が完了した(仮称)
総合情報センター(以下、「新施設」という)の内部を
北部公民館長及び
平戸図書館副館長に案内いただき、視察を行いました。 5月11日に県内外の司書約70人の協力を得て運び込まれた、新たに購入された約4万5,000冊の図書がまだまだ雑然とする中でありましたが、1階の
図書スペースは開架室、開架書庫、談話室、録音室、そして
子供向けコーナーなど、これまでにない空間と蔵書になることが容易にわかりました。なお、新図書館内から眺める雄大な景色は、近くは波静かな平戸港から
崎方遠見公園、潮流渦巻く雷ヶ瀬戸と浮かぶ黒子島や対岸の焼罪史跡、真紅の平戸大橋に、遠くは馬渡島、壱岐等の島々が眺望でき、
全国図書館の中でも類を見ない絶景の地に建つ新図書館の開館が待ち遠しく感じられた次第であります。 あわせて2階の
公民館スペースの視察を行いましたが、こちらも調理室、和室2室、会議室3室が整えられ、
公民館活動には支障なく耐え得る施設になったものと感じた次第であります。 次に、8月1日の開館を間近に控え、現在における準備作業の進捗状況について、新施設内のホールにて
教育委員会生涯学習課から説明を受けました。 新施設の設置に伴い、関係例規を新たに制定及び改正すること。特にこれまでの「平戸市
総合情報センター」という仮称による施設名に、新たに正式名称をつけたい旨の説明がありました。 また、3月の本委員会で説明があっておりました新施設の愛称募集について、経過報告がありましたが、募集には市内外から169件の応募があり、8名の
審査委員による
選考委員会において優秀作品を最終決定し、落成式の際に発表を予定しているとのことであります。 その落成式についても、式典の日程、規模、内容及び記念講演を含めた式典概要が示されたところでありますが、いずれも6月定例会までに内容を精査し、改めて提示したいということでありましたので、これを了承した次第であります。 3月の時点では、委員会として開館準備に対する不安が拭えないこともあり、今回の
所管事務調査となったところであります。開館に向けて確実に方向性が定まってきたようであります。 これまで多くの議論を重ねた市民待望の施設でありますので、最後まで万全の準備で臨むよう期待し、本委員会の
所管事務調査報告といたします。 以上であります。
○議長(吉住威三美君) ただいまの報告に対し、質疑があればお願いします。いいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住威三美君) これをもって
文教厚生委員長の
所管事務調査報告を終わります。 報告第6号から第11号まで、承認第1号、議案第60号から第76号までの24件を一括上程いたします。 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(黒田成彦君) 登壇 皆様、おはようございます。 本日は、平成27年6月
平戸市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御出席を賜わり、厚くお礼を申し上げます。
今期定例会におきましては、報告6件、承認を求めるもの10件、条例議案14件、
補正予算議案2件、事件議案1件、合わせまして33件の御審議をお願いするものであります。 説明に入ります前に、幾つか御報告をさせていただきます。 初めに、
ふるさと納税の状況につきまして御報告いたします。 平成26年度における「やらんば!平戸」
応援寄附金の総額は14億6,259万6,000円で、
ふるさと納税日本一という成果を上げることができました。全国各地から本市を応援していただきました3万6,067件もの寄附者の皆様に、この場をおかりして感謝とお礼を申し上げる次第であります。 また、本年度4月、5月におきましては、寄附金が既に3億円を突破しております。6月からは、カタログのリニューアルを行い、特産品も110点に増加しており、
ふるさと納税が恒常的に定着するよう、今後とも関係団体と連携し、真摯な取り組みを続けてまいりたいと思っております。 次に、
地域おこし協力隊についてでありますが、5月1日付で、
まちづくり部門5人、婚活部門1人、5月15日付で
観光部門1人の男性6人、女性1人の計7人に対して委嘱状の交付を行ったところであります。
地域おこし協力隊員の配置先でありますが、
まちづくり部門については、
田平支所に2人、
生月支所に2人、大島支所に1人を配置しております。また、婚活部門については
地域協働課に、
観光部門については観光課にそれぞれ1人を配置したところであります。今後、隊員が地域に溶け込み、第三者の目やこれまでの経験を生かし、
地域おこしの原動力となって活動していただきたいと思っております。 次に、懸案でありました
北松北部クリーンセンターの平成31年度以降の稼動期間の延長並びに処理区域の変更につきまして、去る5月16日に地元4地区及び
九十九島漁協との間で合意が整い、調印することができました。これもひとえに地元住民の皆様方の御理解、御協力のたまものであり、ここに至りますまでの30回を超える協議や
地元説明会等の開催を通じ、御尽力いただきました区長各位や吉住議長初め、地元議員、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。 今後、
基幹施設改良に向けた業務の推進を図ってまいります。 次に、
情報通信基盤の整備につきましては、
民設民営方式により本年度から
光ブロードバンドの
基盤整備を推進しているところであります。このたび
通信事業者の企業努力によりまして、
平戸中学校区域の岩の上町を初め、新町などの旧町部など、
中心区域限定ではありますが、本年8月1日から
光インターネットサービスの提供が可能となります。このことにより、市民待望の超
高速ブロードバンド環境が整うことになり、市といたしましても、
情報通信格差の解消及び
人口減少対策へ大きく寄与するものと期待を寄せるところであります。なお、来年2月には
平戸中学校区全域で
サービス提供が可能となる予定であります。 次に、去る5月1日、平成26年平戸市観光統計を発表いたしました。観光客数は、全体で約176万9,000人と推計しております。対前年比で
日帰り客数では、0.5%の増となっているものの、宿泊客数で2.5%減少しており、全体で0.1%の減となっております。一方、
観光消費額は、101億8,000万円と推計しており、宿泊客が減少したことに伴い、対前年比で3.3%の減となっております。宿泊客については、秋以降は、長崎がんばらんば国体や第17回
全国風サミットの開催により増加しているものの、4月の
消費税増税による旅行控えや夏場の台風襲来、昨年まで開催されていた
大手進学塾の勉強合宿が開催されなかったことが、減少の背景にあるものと考えております。 今後は、観光協会と連携しながら、国の
地域活性化・
地域住民生活等緊急支援交付金を活用した旅行商品の造成支援、情報発信の強化を図り、宿泊客の回復に努めてまいりたいと考えております。 次に、去る5月18日、第1回平戸市
総合戦略策定委員会を開催いたしました。産業団体・官公庁・教育機関・金融機関・労働団体・マスメディア・市民団体から15名の委員によりまして、本市の
人口減少と将来の展望を示した平戸市
人口ビジョン及び人口動向や
産業実態等を踏まえ、本市の創生に向けた平戸市総合戦略を平成28年2月を目途に策定する運びとなっております。今後、議会の皆様には、随時、経過報告をさせていただこうと考えております。 次に、新
平戸図書館の
開館準備状況について御報告させていただきます。 去る5月11日、25日の両日、新
平戸図書館へ新たに購入した約4万5,000冊、所蔵していた約6万5,000冊、合計約11万冊の図書を搬入し、書架への整理作業を始めております。この両日には、県内の司書でつくる「本図会」の呼びかけで集まった県内外の司書約70人の
ボランティアの皆さんや、地元の
図書ボランティアの皆さんにもお手伝いいただき、順調に作業を進めることができました。25日には、私も現場に出向き、お礼の言葉を述べさせていただきました。 また、施設の「愛称」につきましては、公募いたしましたところ、市内外から169件の応募があり、審査会を経て決定することといたしております。公表につきましては、8月1日の開館式典の中でと考えております。 次に、「
ねんりんピック」の愛称で親しまれています「
全国健康福祉祭」が平成28年10月に本県で開催されるに当たり、去る6月4日、「
ねんりんピック長崎2016平戸市
実行委員会」を設立いたしました。この「
ねんりんピック」は、高齢者のスポーツ・文化の祭典であり、開催期間である平成28年10月15日から18日までの4日間で、延べ50万人もの方が来県される予定となっております。 本市では、
ゲートボール競技の会場地となっており、全国から選ばれた約1,000名を超える選手の皆様が一堂に会し、大会が開催されます。 本大会を通じて、平戸市をさらに全国に紹介するとともに、関係機関や団体、そして市民が一体となり、おもてなしの心を持って、選手・監督・
大会関係者を迎え入れ、参加した多くの方々に夢と感動を与える大会をつくり上げていきたいと考えております。 次に、去る6月12日、「災害時における
平戸市内宿泊施設等の提供に関する協定書」を
平戸旅館組合と締結いたしました。この締結により、大規模災害で被災した住民等が、
平戸旅館組合加盟の旅館、ホテル等を避難所として活用することが可能となりました。 本協定書を締結できたことにより、災害発生時に避難者の方が、生活していく上で必要な
環境整備が確保できることは、本市にとって非常に有意義なもので、市民の皆さまにおきましても、さらに安心していただけると確信するものであります。 次に、来る6月21日、
平戸文化センターにおきまして、平戸市市制施行10周年
記念NHK「民謡魂 ふるさとの唄」の公開収録が開催されます。この番組は、伝統的な民謡に加え、ふるさとの唄、郷土芸能を通して、日本の伝統音楽をお伝えするものであり、本市からは「
田助ハイヤ節保存会」と「
田助小学校の児童」の皆様が出演予定であります。 なお、収録した内容につきましては、7月11日午後3時5分から
NHK総合テレビで放送予定でありますので、お知らせ申し上げます。 それでは、提案いたしております各議案について、順次その概要を御説明いたします。 報告第6号「
専決処分の報告について」は、
地方自治法第180条第1項の規定により、市長において
専決処分することができる事項として指定された
使用料等滞納に起因する和解に関することについて、報告するものであります。 報告第7号「
株式会社生月ウィンドエナジーの
経営状況を説明する書類の提出について」と報告第8号「
株式会社田平風力発電所の
経営状況を説明する書類の提出について」は、それぞれ企業体の平成26年度
経営状況と平成27年度
事業計画等について、議会に報告するものであります。 報告第9号「平成26年度平戸市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」は、
漁港施設整備事業、
道路新設改良事業、
災害復旧事業等について、また、報告第10号「平成26年度平戸市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告について」は、
原子力災害対策施設整備事業、
農地等災害復旧事業について、それぞれ平成27年度に繰り越したものであります。 報告第11号「平成26年度平戸市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」は、
水道施設整備事業について、平成27年度に繰り越したものであります。 承認第1号「
専決処分の承認を求めることについて」は、
地方自治法第179条第1項の規定に該当するものとして、議会に報告し承認を求めるものであります。 専決第1号「平戸市
税条例等の一部改正について」、専決第2号「平戸市
都市計画税条例の一部改正について」、専決第3号「平戸市
国民健康保険税条例の一部改正について」は、
地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布され、原則同年4月1日から施行されることに伴い、関係する条例の一部改正について
専決処分を行ったものであります。 専決第4号「平成26年度平戸市
一般会計補正予算(第9号)」は、歳出で、
財政調整基金への積立金の増、
大島支所庁舎・大島村
公民館整備事業や
ふるさと応援寄附金推進事業などの減が主なもので、扶助費、
補助費等、
投資的経費等の最終補正であり、歳入では、
特別交付税、市債等の交付決定による増減、
財政調整基金及び減債基金の繰入金の減額などを見込み、
歳入歳出それぞれ7億8,154万4,000円を減額し、補正後の
予算総額は、271億7,794万6,000円となっております。 専決第5号「平成26年度平戸市
給与管理特別会計補正予算(第2号)」は、職員等の給与費の
不用額等の整理を行ったもので、補正後の
予算総額は、32億8,899万2,000円となっております。 専決第6号「平成26年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」は、
事業勘定において、
調整交付金の変更決定に伴う
直営診療施設勘定繰出金の増額、予備費の減額が主なもので、
歳入歳出それぞれ8,389万円を減額し、補正後の
予算総額は、54億851万5,000円となっております。 専決第7号「平成26年度平戸市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」は、
保険事業勘定において、
保険給付費等の確定により
不用額等の調整を行ったもので、
歳入歳出の収支を合わせて、補正後の
予算総額は40億7,306万円となっております。 専決第8号「平成26年度平戸市
宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)」は、歳入で
不動産売払収入の減及び
一般会計繰入金の増によるもので、補正後の
予算総額は207万円となっております。 専決第9号「平成26年度平戸市
交通船事業会計補正予算(第2号)」は、
収益的収入においては、他
会計補助金の減額、
収益的支出においては、
燃料潤滑油費及び賃借料の減額によるもので、収入支出それぞれ800万円を減額し、補正後の
収益的収入及び
支出予定額は、2億1,210万7,000円となっております。 専決第10号「平成27年度平戸市
一般会計補正予算(第2号)」は、歳出で、
大島支所庁舎・大島村
公民館整備事業の増額で、歳入では、
国庫支出金、繰入金、市債などを見込み、
歳入歳出それぞれ4億6,088万9,000円を増額し、補正後の
予算総額は、253億6,122万2,000円となっております。 議案第60号「平戸市
行政改革推進委員会条例の一部改正について」は、
行政改革推進委員会の
処務担当課の移管に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第61号「平戸市協働による
まちづくりの推進に関する条例の一部改正について」は、本市が推進しております小学校区単位を基本とした新しいコミュニティ組織に対し、市の重要施策として永続的に支援する交付金を交付するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第62号「平戸市営バス事業の設置等に関する条例の制定について」は、中南部地区を運行するふれあいバスの運行について、8月1日から道路運送法施行規則第49条第1号に規定する市町村運営有償運送により乗り合いバス運行事業を平戸市が運行主体として実施することに伴い、新たに条例を制定するものであります。 議案第63号「平戸市介護保険条例の一部改正について」は、平成27年度分の保険料から低所得者に対する第1号保険料の公費負担による負担軽減措置が法令改正により講じられることになったことから、条例の一部を改正するものであります。 議案第64号「平戸市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について」、議案第65号「平戸市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例の一部改正について」は、平成18年厚生労働省令第34号の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第66号「平戸市平戸港交流広場条例の一部改正について」は、新たに生じた土地の登記が完了したことに伴い、施設の地番が確定しましたので、条例の一部を改正するものであります。 議案第67号「平戸市営住宅条例の一部改正について」は、老朽化した堤住宅及び度島住宅の用途廃止に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第68号「平戸市未来創造館条例の制定について」は、8月1日に開館予定であります(仮称)平戸市
総合情報センターの名称を平戸市未来創造館と定め、同施設に係る
公の施設の設置について条例を制定するものであります。 議案第69号「平戸市公民館条例の一部改正について」、議案第70号「平戸市図書館条例の一部改正について」、議案第71号「平戸市少年センター条例の一部改正について」は、平戸市離島開発総合センター内の各施設が平戸市未来創造館内に移転することに伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第72号「平戸市開発総合センター条例の一部改正について」は、同施設の用途廃止に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第73号「平戸市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」は、本年4月1日付で救急専門医が着任したことにより、救急科を新設するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第74号「平成27年度平戸市
一般会計補正予算(第3号)」は、歳出で、
人口減少抑制対策として平戸式もうかる農業実現支援事業及び度島ふれあいモデル事業などの増額が主なもので、歳入では、
国庫支出金、繰入金などを見込み、
歳入歳出それぞれ6,615万7,000円を増額し、補正後の
予算総額は、254億2,737万9,000円となっております。 議案第75号「平成27年度平戸市工業団地事業特別会計補正予算(第1号)」は、
田平地区に計画している工業団地整備予定地における埋蔵文化財の発掘調査を行うもので、
歳入歳出それぞれ260万円を追加し、補正後の
予算総額は、760万円となっております。 議案第76号「工事請負契約の変更について」は、市営壱部浦アパート建設工事の請負変更契約を締結するに当たり、
地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、提案いたしました諸議案についての説明を終わります。内容の詳細については、各担当部局長に説明させますので、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉住威三美君) これより議案説明を行います。 報告第6号の説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) おはようございます。報告第6号「
専決処分の報告について」御説明を申し上げます。
地方自治法第180条第1項の規定により、市長において
専決処分することができる事項として指定された
使用料等滞納に起因する和解に関することついて、
専決処分をしたので、同法第180条第2項の規定により報告するものでございます。 平成27年3月市議会定例会の報告第4号におきまして、学校給食費に係る訴えの提起について
専決処分の報告をしましたが、訴えの提起をしました債務者との間に、平戸簡易裁判所法廷の口頭弁論におきまして、和解をしたことにより議案として報告するものでございます。 なお、具体的な内容につきましては記載のとおりでございますので、御一読いただきたいと思います。 以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) ただいまの報告第6号に対し、質疑があればお願いします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住威三美君) 報告第6号は、これをもって報告済みといたします。 報告第7号及び第8号は、産業振興部所管でありますので、一括説明を求めます。なお、本日は説明のみを受け、質疑は議案質疑の日に行います。
◎産業振興部長(渋谷隆秀君) それでは、報告第7号及び第8号について一括して御説明させていただきます。 初めに、報告第7号「
株式会社生月ウィンドエナジーの
経営状況を説明する書類の提出について」を御説明いたします。
地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものでございます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 事業報告書でございますが、会社設立は平成15年1月22日、資本金1,000万円で、平戸市旧生月町が510万円、大石建設株式会社が490万円の出資となっております。役員につきましては、記載のとおりでございます。 次に、2ページ目をお願いいたします。 事業概要といたしましては、平成15年度に新エネルギー産業技術総合開発機構の助成を受け、発電能力750キロワットの風車2基で1,500キロワット規模の風力発電所を設置し、発電した電力を九州電力株式会社に売電いたしております。売電電力でございますが、発電量が203万3,320キロワットアワー、売電料が3,993万4,401円でございます。また、4月に風力発電所の親子見学会、グローバルウインドデイ、10月の再生可能エネルギー推進平戸大会第17回
全国風サミットin平戸において、再生可能エネルギーの普及啓発に向けた取り組みを行っております。 3ページ目につきましては、貸借対照表でございます。 次に、4ページをお願いいたします。 損益計算書でございますが、売り上げ総利益が3,993万4,401円、営業外収益が256万9,212円となっております。支出といたしましては、販売費及び一般費管理費3,339万114円、営業外費用158万6,840円、法人税・住民税及び事業税が141万1,073円で、平成26年度の純利益が611万5,586円となっております。 次に、平成27年度
事業計画につきましては、8ページの次にあります
事業計画書の1ページをお願いいたします。 事業概要でございますが、発電量305万5,000キロワットアワー、売電料として6,000万円を見込んでおります。 続きまして、報告第8号「
株式会社田平風力発電所の
経営状況を説明する書類の提出について」を御説明いたします。 報告第7号と同様、
地方自治法第243条の3第2項の規定により提出するものでございます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 事業報告でございますが、会社設立が平成17年10月20日、資本金1,000万円で平戸市が510万円、株式会社平戸風力発電所が300万円、株式会社玄海電設が190万円の出資となっております。役員につきましては、記載のとおりでございます。 次に、2ページをお願いいたします。 事業概要といたしましては、平成17年度から3ヵ年事業といたしまして、新エネルギー産業技術総合開発機構の助成を受け、1,980キロワット規模の風力発電所を設置し、発電した電力を九州電力株式会社に売電しております。売電風力でございますが、発電量が338万2,342キロワットアワー、売電料が7,018万3,606円でございます。また、10月に開催された再生可能エネルギー推進平戸大会第17回
全国風サミットin平戸において、再生可能エネルギーの普及啓発に向けた取り組みを行っております。 3ページにつきましては、貸借対照表でございます。 次に、4ページをお願いいたします。 損益計算書でございますが、売り上げ総利益が7,018万3,606円、営業外収益が4万5,998円となっております。支出といたしましては、販売費及び一般管理費5,909万311円、営業外費用202万1,466円、法人税・住民税及び事業税が246万2,700円で、平成26年度の純利益が665万5,127円となっております。 次に、平成27年度の
事業計画につきましては、8ページの次にあります
事業計画書の1ページをお願いいたします。 事業概要でございますが、発電量を462万6,506キロワットアワー、売電料として9,600万円を見込んでおります。 以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 報告第9号及び第10号は、財務部所管でありますので、一括説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) 報告第9号「平成26年度平戸市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」御説明を申し上げます。 本報告書は平成26年12月定例会以降、繰越明許費といたしまして議決いただきました地方創生総合戦略策定事業ほか17件につきまして、翌年度に繰り越しを行いましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、
繰越計算書を調整し御報告をするものでございます。 続きまして、報告第10号「平成26年度平戸市一般会計事故繰越し
繰越計算書の報告について」御説明を申し上げます。 平成25年度一般会計予算において繰越明許費の議決いただき、平成26年度に繰越しを行った2件の事業につきまして、建設機材の納入や計画変更等に不測の日数を要し、年度内に完成しないことから、翌年度に繰り越しを行いましたので、
地方自治法施行令第150条第3項の規定により、
繰越計算書を調整し御報告するものでございます。 御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) ただいまの報告第9号及び第10号に対し、質疑があればお願いします。いいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住威三美君) 報告第9号及び第10号はこれをもって報告済みといたします。 報告第11号の説明を求めます。
◎水道局長(田中義則君) 報告第11号「平成26年度平戸市
水道事業会計予算繰越計算書の報告について」につきまして御説明いたします。 度島地区簡易水道基幹改良事業及び
田平地区統合
簡易水道事業について、関係者との事前協議等の結果、不測の日数を要し、年度内に完了しないことから、事業予算8,137万4,000円を次年度に繰り越すもので、地方公営企業法第26条第3項の規定により
繰越計算書を調整し報告するものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) ただいまの報告第11号に対し、質疑があればお願いします。いいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住威三美君) 報告第11号はこれをもって報告済みといたします。 承認1号中、専決第1号から第3号までの3件は、財務部所管でありますので、一括説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) 専決第1号から第3号までにつきまして、一括して御説明いたします。 今回の改正につきましては、地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が、平成27年3月31日にそれぞれ公布され、二輪車等に係る改正規定については公布の日に、その他の事項については同年4月1日から施行されることになったことに伴うものでございます。 初めに、専決第1号「平戸市
税条例等の一部改正について」御説明をいたします。 改正の主な内容といたしましては、個人住民税におきましては、
ふるさと納税の申告手続きの簡素化を図るため、
ふるさと納税ワンストップ特例が創設されたことに伴うものであります。軽自動車税につきましては、原動機付自転車、二輪車及び小型特殊自動車に係る税率について適用開始を1年間延期し、また平成27年4月1日から平成28年3月31日までに新規取得した軽四輪等について、平成28年度のみグリーン化特例の実施による課税の軽減に伴うものであります。固定資産税につきましては、宅地等の負担調整措置が平成29年度まで継続されたことに伴うものであります。 そのほか
地方税法等の改正に伴い、引用条文などの所要の改正を行うものであります。 次に、専決第2号「平戸市
都市計画税条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 改正の主な内容といたしましては、
地方税法等の改正による固定資産税の改正に伴い、宅地等の負担調整措置が平成29年度まで継続されたため、引用条文など所要の改正を行うものでございます。 次に、専決第3号「平戸市
国民健康保険税条例の一部改正について」御説明いたします。 内容といたしましては、基礎課税額に係る課税限度額を「51万円」から「52万円」に、国民健康保険から支出される後期高齢者医療に係る高齢者支援金等課税限度額を「16万円」から「17万円」に、同じく国民健康保険から支出される介護給付に係る介護納付金課税限度額を「14万円」から「16万円」にそれぞれ引き上げ、合計で4万円の引き上げとなり、国民健康保険税の課税限度額を「81万円」から「85万円」とするものです。 また、今回の改正に伴い減額措置に係る所得の基準を見直し、2割軽減判定の所得について「45万円」から「47万円」に、5割軽減判定の所得について「24万5,000円」から「26万円」に改正され、平成27年4月1日から施行するものであります。 以上で説明終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 専決第4号の説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) 専決第4号「平成26年度平戸市
一般会計補正予算(第9号)」につきまして御説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれ7億8,154万4,000円を減額いたしまして、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ271億7,794万6,000円とするものでございます。 それでは、5ページをお開き願います。 第2表繰越明許費補正につきましては、年度内に完了が見込まれない事業で、その経費の支出を翌年度に繰り越し執行するものでございまして、
大島支所庁舎及び
公民館整備事業の減額及び消防防災施設整備事業を変更するものでございます。 6ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為補正につきましては、
ふるさと応援寄附金推進事業について、
ふるさと納税に係る特典として付与したポイントに係る未執行額について、平成27年度に債務が発生することから追加を行うものです。 7ページをお願いいたします。 第4表地方債補正の変更につきましては、各種事業費の確定に伴い地方債の発行額について補正を行うもので、本庁舎施設整備事業費ほか20件の変更でございます。 それでは、補正の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 なお、今回の補正では、事業費の確定、あるいは入札に伴う減額、経費節減に伴う補正等が多数を占めておりますので、それらは若干説明を省略して主な内容を御説明させていただきます。 11ページをお願いいたします。 11ページから22ページまでの歳入につきまして、内容を簡略に御説明させていただきます。 11ページ、2款地方譲与税から7款自動車取得税交付金につきましては、総務大臣通知額等の決定による増減でございます。 9款地方交付税は、
特別交付税の決定に伴い増額するものでございますが、全国的には1%の減額交付となる中で、15億4,035万4,000円、対前年度比0.4%の増額決定となりました。要望に当たり御尽力していただきました議長を初め、議員各位の皆様に改めて感謝を申し上げる次第です。大変ありがとうございました。 11ページから18ページの11款分担金及び負担金、13款
国庫支出金及び14款県支出金につきましては、
補助事業費等の確定に伴う増減が主なものとなっておりますが、16ページをお願いいたします。 16ページ、教育費国庫補助金4節社会教育費補助金中、公民館費補助金につきましては、大島村
公民館整備事業に係る離島活性化交付金につきまして、平成27年度と予算の組み替えを行うものでございます。 17ページをお願いいたします。 16款総務費寄附金の「やらんば!平戸」
応援寄附金につきましては、平成26年度決算に係るものですが、特産品カタログのリニューアルやメディア等にも数多く取り上げられたことから、平成26年度は飛躍的に寄附金が増額したもので、平成26年度中の寄附金総額は約14億6,260万円となっております。 17款1項1目
財政調整基金繰入金及び10目減債基金繰入金の減につきましては、公債費の繰上償還等の財源として取り崩しを予定しておりましたが、
特別交付税の増額及び歳出の不用額調整等により財源の確保ができたことに伴い減額を行うものです。 7目未来創造文化振興基金繰入金及び9目スポーツ推進基金繰入金につきましては、それぞれ基金対応事業の決算額にあわせ増額するものでございます。 続きまして、19ページから22ページの20款市債は、それぞれ目的別による建設事業費等の確定に伴いまして、地方債の発行額にあわせ補正を行うものでございますが、国庫補助金と同様に
大島支所庁舎及び
公民館整備事業については、全額平成27年度に組み替えを行うものです。 次に、22ページから49ページの歳出につきまして、内容を簡略に御説明申し上げます。 なお、歳出予算の補正につきましては、不用額調整による減額、職員人件費の増減及び国・県補助金、地方債の決定による財源区分の変更が大部分でございますので、主な内容のみを説明させていただきますので、御了承方よろしくお願いします。 それでは、25ページをお願いいたします。 25ページ、2款1項5目財産管理費の
財政調整基金積立金の増額につきましては、
特別交付税の増額及び歳出の不用額調整等により積立を行うものでございます。今回の補正を加えた平成26年度末残高につきましては、
財政調整基金26億963万円、減債基金が21億9,377万円程度になると見込んでおります。 8目支所・出張所費の減額につきましては、本年3月定例議会において補正予算として計上した
大島支所庁舎及び
公民館整備事業について、離島活性化交付金が平成27年度の予算措置となったことから、全体事業費を平成27年度に組み替えを行ったもので、平成27年度の予算につきましては、後ほど説明いたします専決第10号において予算措置をさせていただいております。 12目ふるさと振興費の
ふるさと応援寄附金推進事業、「やらんば!平戸」応援基金積立金の減額につきましては、
ふるさと納税の確定による積立金の減額と、それに伴う経費の減額によるものでございます。 16目交通政策費の離島航路対策事業の減額については、国費の確定に伴い市補助金が減額となったものです。 27ページをお願いいたします。 2款4項4目農業委員会委員選挙費につきましては、農業委員会委員選挙が無投票になったことに伴う選挙経費の減額です。同じく5目衆議院議員総選挙費の減額につきましては、選挙経費の確定によるものでございます。 31ページをお願いいたします。 31ページ、3款1項2目障害福祉費の減額につきましては、医療費等の減額等の実績により福祉医療給付事業、更生医療給付事業及び特別障害者手当等給付事業を減額させていただいております。 6目後期高齢者医療費及び9目介護保険事務費の減額につきましては、
保険給付費等の確定に係る減額でございます。また、10目臨時福祉給付金給付費につきましても給付費の確定により減額を行っております。 33ページをお願いします。 3款2項2目児童措置費3目母子福祉費及び3項2目扶助費の減額につきましても給付費の確定によるものでございますが、扶助費の減額につきましては、生活保護受給者の減少などによるもので、特に医療扶助の減少が主な要因となっております。 35ページをお願いいたします。 4款1項2目予防費の減額は、予防接種事業における子宮頸がんの接種勧奨が差し控えられた影響による減額が主なものでございます。 6目企業等施設整備費の減額につきましては、国民健康保険特別会計の決算見込みによる度島直診勘定及び大島直診勘定への繰出金の減額でございます。 4款2項3目し尿処理費の減額につきましては、浄化槽設置整備事業補助金の実績による設置基数の減少に伴う減額が主なものでございます。 37ページをお願いいたします。 6款1項4目畜産業費の減額につきましては、肉用牛経営活力アップ事業において繁殖施設2施設の整備に対する補助を予定しておりましたが、最終的に1施設となったことによる減額が主なものです。 次に41ページをお願いいたします。 41ページ、8款2項3目道路新設改良費の減額につきましては、交付金道路、過疎及び辺地対策道路整備事業の事業費の確定による減額でございます。 43ページをお願いいたします。 8款6項3目宅地開発事業費の増額は、グリーンヒルズの分譲地販売ができなかったことから、不足する財源を一般会計から補填するものでございます。 47ページをお願いいたします。 10款2項3目学校建設費の減額は、紐差小学校の太陽光発電設備について、売電設備の設置を予定しておりましたが、九州電力への売電ができなくなったことから減額を行うものです。 10款5項2目公民館費の減額は、総務費で説明申し上げましたように、大島村
公民館整備事業を平成27年度事業に組み替えを行ったことに伴う減額でございます。 同じく4目社会教育施設費の減額は、(仮称)
総合情報センター整備事業の事業費確定による減額でございます。 51ページをお願いいたします。 11款災害復旧費につきましては、
農地等災害復旧事業、公共土木施設災害復旧事業それぞれ入札執行等による減額が主なものでございます。 53ページをお願いいたします。 13款2項1目交通船事業会計費の交通船事業会計繰出金については、運航経費等の減少による減額でございます。 以上で説明を終らせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 専決第5号の説明を求めます。
◎総務部長(岡康則君) 専決第5号「平成26年度平戸市
給与管理特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 第1条におきまして、
歳入歳出それぞれ2,934万2,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ32億8,899万2,000円として専決したものでございます。 内容につきまして、事項別明細書により御説明をいたします。 8ページ、9ページをお願いいたします。 今回の専決の主なものでございますが、2節給料の減額は、職員の育児休暇取得に伴う給料の減額が主なもので、607万4,000円を減額いたしております。 3節職員手当等につきましては、時間外手当1,929万6,000円、期末手当54万8,000円、勤勉手当79万8,000円の減額等により、2,034万9,000円を減額いたしております。 4節共済費は、職員の育児休暇取得による職員共済組合負担金136万2,000円、臨時職員の社会保険料141万6,000円の減額等によりまして、291万9,000円を減額いたしております。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 専決第6号及び7号は、市民福祉部所管でありますので、一括説明を求めます。
◎市民福祉部長(小川茂敏君) 専決第6号「平成26年度平戸市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。
事業勘定におきまして、
歳入歳出の総額から
歳入歳出それぞれ8,389万円を減額し、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ54億851万5,000円とするものです。 主なものにつきまして、事項別明細書において説明をいたします。 歳入につきまして、11、12ページをお願いいたします。 3款2項1目財政
調整交付金及び6款2項2目特別県
調整交付金につきましては、それぞれ
調整交付金の額の決定により増額するものでございます。 10款1項1目
一般会計繰入金は、出産育児一時金の支給確定に伴い、
一般会計繰入金を減額するものでございます。 2項1目
財政調整基金繰入金は、
歳入歳出の均衡を図るため、9,747万円を減額するものでございます。 続きまして、歳出につきまして、15、16ページをお願いいたします。 2款4項1目出産育児一時金につきましては、出生数の実績により減額するものです。予算では60件を予定をいたしておりました。実績としましては42件でございます。 17、18ページをお願いいたします。 11款2項1目
直営診療施設勘定繰出金は、度島・大島両直営診療施設の特別
調整交付金の確定による増額であります。2目病院事業会計繰出金は、平戸市民病院及び生月病院に係る特別
調整交付金の確定に伴う病院事業会計繰出金を増額するものでございます。 続きまして、度島直営診療施設勘定につきましては、事業費の決算見込みによる
不用額等の整理を行ったもので、
歳入歳出それぞれ481万3,000円を減額し、補正後の総額を
歳入歳出それぞれ6,685万3,000円とするものでございます。 事項別明細書により御説明いたします。24、25ページをお願いします。 歳入の4款1項1目
一般会計繰入金につきましては、収支を見合せ減額を行っております。 2項1目
事業勘定繰入金につきましては、特別
調整交付金の確定により増額するものです。 続きまして、歳出につきまして、28、29ページをお願いいたします。 3款1項1目施設整備費でございますが、旧度島診療所におきまして解体工事を予定しておりましたが、防災関係倉庫として利用することといたしましたため、解体工事費を減額するものでございます。 次に、大島直営診療施設勘定につきましては、事業費の決算見込みによる
不用額等の整理を行ったもので、
歳入歳出それぞれ350万円を減額し、補正後の総額を
歳入歳出それぞれ1億1,811万1,000円とするものでございます。 事項別明細書に御説明をいたします。33ページをお願いいたします。 歳入の4款1項1目
一般会計繰入金につきましては、収支は見合せ、減額を行っております。 2項1目
事業勘定繰入金につきましては、特別
調整交付金の確定により増額するものでございます。 7款1項1目医業債につきましては、医療用機械器具の購入実績により減額となっております。 歳出につきまして、37、38ページをお願いいたします。 2款1項3目医薬品衛生材料費でございますけれども、医薬材料費の決算見込みにより不用額を減額するものでございます。 以上でございます。 続きまして、専決第7号「平成26年度平戸市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」について御説明をいたします。
保険事業勘定において
保険給付費等の見込みにより主に不用額の整理を行ったもので、
歳入歳出それぞれ3億846万4,000円を減額し、補正後の
予算総額を40億7,306万円とするものでございます。 事項別明細書により御説明をいたします。 歳入につきまして、6、7ページをお願いいたします。 3款
国庫支出金から7款繰入金までは、歳出の決算見込みでそれぞれ歳入を見合せ、減額するものでございます。 8、9ページをお願いいたします。歳出について御説明をいたします。 1款1項1目一般管理費は、職員給与費を減額するものでございます。 11ページをお願いいたします。 2款1項1目介護給付費につきましては、要介護認定者の介護サービスのうち、訪問介護や通所介護などの居宅介護サービス及び地域密着型介護サービス費の決算見込みにより減額するものでございます。 2目介護予防給付費につきましては、要介護1、2の認定者への介護サービスでありまして、介護給付事業及び予防給付事業それぞれ決算見込みにより減額するものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。 4款1項1目介護給付費準備基金積立金は、基金の預金利子増額分を積み立てるものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 専決第8号の説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) 専決第8号「平成26年度平戸市
宅地開発事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれ593万円を減額いたしまして、補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ207万円とするものでございます。 今回の補正予算の内容につきましては、グリーンヒルズの分譲地販売ができなかったことから、土地売払収入を減額いたしまして、不足する額を
一般会計繰入金として補填するものでございます。 内容につきまして、事項別明細書により御説明を申し上げます。 6ページをお願いいたします。 1款1項1目
不動産売払収入につきましては、分譲宅地の販売ができなかったことにより
不動産売払収入を減額し、不足する財源を2款1項1目
一般会計繰入金において補填させていただいております。 8ページをお願いいたします。 8ページから13ページの歳出でございますが、8ページ、1款1項1目総務管理費につきましては、決算見込み額にあわせ、グリーンヒルズの管理運営事業の減額をさせていただいております。また、歳入に準じた財源区分の変更をあわせて行っております。 10ページをお願いいたします。 2款1項1目一般会計繰出金につきましては、販売ができなかったため減額をさせていただいているものでございます。 12ページをお願いいたします。 3款予備費につきましては、不用額について減額をさせていただいております。 以上で説明を終らせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 専決第9号の説明を求めます。
◎大島支所長(山野上和則君) 専決第9号「平成26年度平戸市
交通船事業会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正は、他
会計補助金の減額と
燃料潤滑油費及び賃借料の減額によるものでございます。 第2条は、平成26年度平戸市交通船事業会計予算第3条に定めた収益収入及び支出の予定総額から収入支出それぞれ800万円を減額し、補正後の収入支出予定総額を2億1,210万7,000円とするものでございます。 第3条は、予算第8条中、一般会計からこの会計補助を受ける金額につきまして800万円を減額し、1,695万3,000円とするものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、予算説明書により御説明をいたします。 4ページをお願いいたします。 収入でございますが、1款2項2目他
会計補助金で800万円の減額でございます。 次に、支出でございますが、5ページをお願いいたします。 1款1項6目
燃料潤滑油費の450万円の減額につきましては、燃料価格が平成26年8月以降下落したことによりまして減額するものでございます。 次に、9目賃借料の350万円の減額につきましては、臨時便及び貸し切り便を運航する事例がありませんでしたので、傭船料を減額するものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。どうぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住威三美君) 専決第10号の説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) 専決第10号「平成27年度平戸市
一般会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれ4億6,088万9,000円を追加いたしまして、補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ253億6,122万2,000円とするものでございます。 今回の補正予算につきましては、専決第4号平成26年度平戸市
一般会計補正予算(第9号)で減額を行った
大島支所庁舎及び大島村
公民館整備事業について、平成27年度予算と組み替えを行うものです。 それでは、3ページをお願いします。 第2表地方債補正の追加につきましては、
大島支所庁舎及び大島村
公民館整備事業について地方債の発行の補正を行うものでございます。 それでは、内容につきまして事項別明細書により御説明を申し上げます。 7ページをお願いいたします。 13款2項7目教育費国庫補助金につきましては、大島村
公民館整備事業に対する離島活性化交付金の増額でございます。 次に、17款1項1目
財政調整基金繰入金の増額につきましては、今回の補正により必要とされます一般財源を補填するための増額でございます。 また、20款1項1目総務債及び8目教育債につきましては、それぞれ合併特例事業の活用により、
大島支所庁舎及び大島村公民館の整備に係る地方債を計上させていただいております。 なお、19款5項4目雑入は調整財源となっております。 次に、9ページから12ページの歳出につきまして御説明を申し上げます。 9ページをお願いいたします。 2款1項8目支所・出張所費の増額につきましては、大島村公民館の整備にあわせ
大島支所庁舎整備事業を追加させていただくもので、支所庁舎及び公民館を合わせた事業費は4億6,088万9,000円となっております。施設の規模は全体で988.45平方メートル、このうち支所庁舎の面積は358.45平方メートルを予定いたしております。 11ページをお願いいたします。 10款5項2目公民館費の増額につきましては、大島村
公民館整備事業の増額でございまして、事業費等の事業内容につきましては総務費で御説明したとおりとなっております。このうち公民館の面積につきましては630平方メートルを予定いたしております。 以上で説明を終らせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第60号から第62号までの3件は、総務部所管でありますので、一括説明を求めます。
◎総務部長(岡康則君) 議案第60号「平戸市
行政改革推進委員会条例の一部改正について」は、今年度、再度、
行政改革推進委員会を設置することとしておりますが、委員会の
処務担当課の移管に伴いまして条例の一部を改正するものでございます。 議案第61号「平戸市協働による
まちづくりの推進に関する条例の一部改正について」は、新しいコミュニティ組織に対し、組織の安定性と継続性を図る永続的な財源を支援する交付金を交付するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第62号「平戸市営バス事業の設置等に関する条例の制定について」は、中南部地区を運行するふれあいバスの運行について、これまで委託事業者が運輸局の運行許可により行ってきたところでございますが、8月1日から、地域住民の交通手段を安定的に確保することを目的に、平戸市が運行主体となり、道路運送法施行規則第49条第1号に規定する市町村運営有償運送による乗り合いバス運行事業を実施することに伴い、新たに条例を制定し、運行路線、運行日、使用料等を規定するものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第63号から第65号までの3件は、市民福祉部所管でありますので、一括説明を求めます。
◎市民福祉部長(小川茂敏君) 議案第63号「平戸市介護保険条例の一部改正について」御説明をいたします。 本議案は、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が平成27年4月10日公布及び施行され、平成27年度分の保険料から低所得者に対する第1号保険料の公費負担による負担軽減措置が講じられることになったことから、条例の一部を改正するものでございます。 負担軽減措置の内容につきましては、生活保護受給者または非課税世帯で本人が老齢福祉年金受給者もしくは年金収入及び合計所得金額が80万円以下の第1段階に該当する方の保険料を、従来の基準額の50%から45%に引き下げるものであります。 続きまして、議案第64号「平戸市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部改正について」につきましては、国の指定地域密着サービスの事業の人員、設備、運営に関する基準の改正に伴い、条例の一部を改正するものです。 改正の主な内容につきましては、一部介護サービス事業所におけるユニット数、定員数の増加見直し、登録定員等の緩和措置、その他運営体制効率化のための基準見直しが主なものでございます。 続きまして、議案第65号「平戸市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例の一部改正について」につきましては、議案第64号と同様に、国の基準、省令の改正に伴い、条例の一部を改正するもので、改正の主な内容につきましても、一部介護サービス事業所におけるユニット数、定員数の増加見直し、登録定員等の緩和措置、その他運営体制効率化のための基準見直しが主なものでございます。 以上でございます。
○議長(吉住威三美君) 議案第66号の説明を求めます。
◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 議案第66号「平戸市平戸港交流広場条例の一部改正について」は、新たに生じた土地の登記が完了したことに伴い、施設の地番が確定いたしましたので、条例に定める施設の位置の表示を変更するものでございます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第67号の説明を求めます。
◎建設部長(池田圭一郎君) 議案第67号「平戸市営住宅条例の一部改正について」御説明いたします。 老朽化した堤住宅及び度島住宅を解体し、用途廃止したものであります。 堤住宅は、昭和34年建設であり、平成20年3月31日に用途廃止したもの、度島住宅は、昭和28年建設であり、平成27年2月19日に用途廃止したものであります。今回、用途廃止に伴い条例の一部を改正するものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第68号から第72号までの5件は、
教育委員会所管でありますので、一括説明を求めます。
◎教育次長(松田範夫君) それでは、議案第68号「平戸市未来創造館条例の制定について」御説明いたします。 本年8月1日に開館を予定しております(仮称)平戸市
総合情報センターの名称を平戸市未来創造館に定めることとしたため、同施設に係る
公の施設の設置について条例を制定するものでございます。 主な条例内容といたしまして、第1条に設置目的を定め、施設は、市立北部公民館、市立
平戸図書館、平戸市少年センターの3つの施設をもって構成することといたしております。 5条に、休館日は、来館者の利便性を考慮いたしまして、12月29日から翌年の1月3日までとし、特別の理由がある場合は、休館することができるものとしております。 続きまして、議案第69号から議案第71号につきましては関連がございますので、一括して御説明いたします。 平戸市離島開発総合センター内にあります市立北部公民館、市立図書館、平戸市少年センターが平戸市未来創造館内に移転することに伴いまして、条例の一部を改正するものでございます。 まず、議案第69号「平戸市公民館条例の一部改正について」でございますけれども、平戸市立北部公民館の位置を改めるものでございます。 議案第70号「平戸市図書館条例の一部改正について」につきましては、平戸市立
平戸図書館の位置を改め、開館時間及び休館日につきましては、開館時間を午後8時まで延長し、毎週1回の休館日をなくすなど、実情に合った開館時間、休館日に改めるものでございます。 議案第71号「平戸市少年センター条例の一部改正について」は、平戸市少年センターの位置を改めるものでございます。 続きまして、議案第72号「平戸市開発総合センター条例の一部改正について」につきましては、平戸市未来創造館を設置することに伴い、平戸市離島開発総合センターを用途廃止することから、条例の一部を改正するものです。改正内容といたしましては、平戸市離島開発総合センターの項目を削除し、それに関連する別表・条文などの所要の改正を行うものでございます。 条例の施行日につきましては、全て平成27年8月1日といたしております。 以上につきまして、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第73号の説明を求めます。
◎病院局長(村田範保君) 議案第73号「平戸市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、本年4月1日から救急専門医が着任したことにより、救急外来診療の円滑化及び専門診療体制の確立に向けて「救急科」を新設するため、条例の一部を改正するものであります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第74号の説明を求めます。
◎財務部長(吉住龍三君) 議案第74号「平成27年度平戸市
一般会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。
歳入歳出それぞれ6,615万7,000円を追加いたしまして、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ254億2,737万9,000円とするものでございます。 今回の補正予算の主な内容につきましては、
人口減少抑制対策として、平戸式もうかる農業実現支援事業及び度島ふれあいモデル事業のほか、市制施行10周年記念事業や路線バス維持対策事業、スクールバス整備事業などの経費を調整し、提案させていただいているところでございます。 それでは、3ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正の変更につきましては、ふれあいバス運行業務について、条例施行により8月から市町村運営有償運送事業として、運行することに伴う使用料に係る委託料の増額分について補正を行うものでございます。 4ページをお願いいたします。 第3表地方債補正の追加につきましては、獅子地区のスクールバス整備事業について、地方債の発行の補正を行うものでございます。 それでは、補正予算の内容につきまして、
歳入歳出補正予算事項別明細書により御説明をいたします。 まず、8ページ、9ページの歳入につきまして御説明を申し上げます。 8ページ、お願いいたします。 8ページ、12款1項1目総務費使用料につきましては、ふれあいバス運行に係るもので、議案第62号で提案しております市町村運営有償運送事業に係るふれあいバス利用者の使用料について増額するものでございます。 13款2項1目総務費国庫補助金のふるさと振興費補助金の集落活性化推進事業費につきましては、大島地区のコミュニティ推進に係るもので、補助決定に伴う増額でございます。また、ICTまち・ひと・しごと創生推進事業費につきましては、度島地区のふれあいモデル事業に係る補助決定に伴う増額でございます。 7目教育費国庫補助金のへき地児童援助費につきましては、旧獅子小学校区内のスクールバス購入に伴う増額です。 14款2項4目農林水産業費県補助金のながさき森林環境保全事業費につきましては、地域林・里山林整備支援事業に係る県の補助決定に伴う増額でございます。 次に、17款1項1目
財政調整基金繰入金の増額につきましては、今回の補正により必要とされます一般財源を補填するために増額するものでございます。 2目「やらんば!平戸」応援基金繰入金の増額につきましては、
人口減少抑制対策として度島ふれあいモデル事業及び平戸式もうかる農業実現支援事業に活用するため繰り入れを行うものです。 19款5項4目雑入の自治総合センター助成金につきましては、漁港運動公園遊具設置事業及び災害対策事務経費に対する助成金の決定による増額となっております。なお、その他につきましては調整財源でございます。 20款1項8目教育債につきましては、スクールバス購入事業について過疎債の充当を行うものでございます。 続きまして、10ページから19ページの歳出につきまして御説明を申し上げます。 10ページをお願いいたします。 2款1項1目一般管理費の市制施行10周年記念事業の増額につきましては、記念事業の式典終了後に祝賀会を開催することに伴う関係経費等について増額するものでございます。 12目ふるさと振興費のコミュニティ推進事業につきましては、大島地区のコミュニティ推進に係るもので、大島地区について、
まちづくり運営協議会設立準備委員会を立ち上げ、住民ニーズの把握・検証や
まちづくり計画の作成、地域の特産品開発や買い物・交通対策等の実証実験を行うものでございます。 また、度島ふれあいモデル事業につきましては、タブレット等のICT機器を活用して買い物・交通・見守り等の生活支援を行うもので、システム開発やタブレット等の購入が主なものでございます。 16目交通政策費の路線バス維持対策事業につきましては、8月から市町村運営有償運送事業として運行を行うふれあいバスの使用料分に係る委託料の増額でございます。 12ページをお願いいたします。 6款1項3目農業振興費及び4目畜産業費の平戸式もうかる農業実現支援事業につきましては、農業分野における本市の
人口減少抑制対策として新規就農者の確保、農業所得向上のための支援に取り組むもので、本年度は経営開始支援給付金事業として新規就農者への上乗せ補助、親元就農への支援給付、また、園芸振興対策として新規品目チャレンジ支援事業、また、肉用牛振興対策として家畜導入事業等に対する上乗せ補助等を行うものでございます。 2項2目林業振興費のふるさとの森林づくり事業につきましては、ながさき森林環境税を活用した事業の増額によるもので、志々伎地区における里山の雑木を活用するための炭焼き釜造成等に対する支援を行うものでございます。 また、3項3目漁港管理費の漁港運動公園遊具設置事業につきましては、自治総合センターの助成により度島飯盛漁港運動公園の滑り台・ブランコ等の遊具の整備に対し助成するものでございます。 14ページをお願いいたします。 7款1項3目企業誘致費の工業団地事業特別会計繰出金の増額につきましては、工業団地整備予定地区内の遺跡調査の必要が生じたため、財源の補填を行うものでございます。 16ページをお願いいたします。 9款1項4目災害対策費の災害対策事務経費につきましては、自治総合センターからの助成決定を受けまして、災害時の避難所運営に必要な簡易トイレ等の備品の購入を行うものでございます。 18ページをお願いいたします。 10款2項1目学校管理費のスクールバス整備事業につきましては、旧獅子小学校区の児童数の増加によりスクールバスの定員をオーバーしているため、現在2往復を行っており、翌年に買いかえを予定しているスクールバスを前倒しし、定員数を増加したスクールバスに買いかえを行うものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第75号の説明を求めます。
◎産業振興部長(渋谷隆秀君) 議案第75号「平成27年度平戸市工業団地事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明いたします。 この特別会計は、
田平地区に計画している工業団地の整備に要する予算でございます。 今回の補正は、歳入で
一般会計繰入金の増額と、歳出では工業団地整備予定地における埋蔵文化財の発掘調査にかかわる経費の増額が主なものでございます。
歳入歳出予算の総額から
歳入歳出それぞれ260万円を増額し、補正後の
予算総額を
歳入歳出それぞれ760万円とするものでございます。 主なものを事項別明細書にて御説明いたします。 歳入につきましては、6ページ、7ページをお願いいたします。 1款1項1目
一般会計繰入金でございますが、補正前の額500万円に260万円を増額し、760万円とするものでございます。 次に、8ページ、9ページをお願いいたします。 歳出について御説明いたします。 1款1項1目工業団地整備費でございますが、補正前の額500万円に260万円を増額し、760万円とするものでございます。 9ページの節でございますが、7賃金260万円の増額は、工業団地予定地において4月より実施している埋蔵文化財の事前調査において、旧石器・縄文時代のものと推定される遺物が発掘されたことにより、予定敷地内で埋蔵文化財の本調査に係る費用でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 議案第76号の説明を求めます。
◎建設部長(池田圭一郎君) 議案第76号「工事請負契約の変更について」御説明いたします。 この契約変更は、去る12月の定例会におきまして、工事請負契約の議決をいただきました市営壱部浦アパート建設工事に伴うものでございます。 主な理由は、建物の基礎ぐいの打ち込み工法の変更、周辺家屋に対する事前調査、労務単価及び資材単価を平成26年度から平成27年度単価に見直すインフレスライドを行ったものであります。 くい打ち工法の変更ですが、当初、くい工事は既成ぐいを使用するプレボーリング併用打撃工法により施工しておりましたが、地中の旧護岸の捨て石により施工が困難となるとともに、打撃による振動・騒音が近隣住民の生活や周辺建物に影響を与える可能性が生じました。このため、くい打ち工法について、孔壁の崩壊防止と騒音振動の軽減を可能とするケーシング併用のプレボーリング拡大根固め工法に変更するものであります。 次に、事前調査ですが、施工していたくい工事の途中で、近隣住民より騒音、振動に対して苦情があり、周辺建物の事前調査を行うものであります。 インフレスライド変更による変更も含め、全体で2,306万160円の増額をお願いするものでございます。 それでは、変更前と変更後につきまして御説明申し上げます。 1、契約の目的、及び2、契約の方法については、変更ございません。契約金額につきましては、現在の契約金額1億6,578万円を2,306万160円増額いたしまして、変更後の契約額を1億8,884万160円とするものであります。4、契約の相手方については変更ございません。 なお、仮契約につきましては、5月19日に締結しているところでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉住威三美君) 以上で、議案説明を終結いたします。 これをもって本日の議事日程全て終了いたしました。18日の本会議は午前10時より開き、一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 散会 午前11時39分...